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「新しいiPhoneに買い替えたいけど、データ移行の方法がわからない」という方のために、この記事ではiPhoneのデータ移行方法を4つ解説します。大切なデータを漏れなく移行できる方法を選びましょう。
データ移行前の準備

移行作業を始める前に、以下を確認・準備しておきましょう。
- 旧iPhoneのiOSを最新バージョンにアップデート
- 旧iPhoneの充電残量を十分にしておく(50%以上推奨)
- Wi-Fi環境を確認(移行には大容量の通信が発生する)
- Apple IDとパスワードを手元に準備
- iCloudの空き容量を確認(方法1、2の場合)
方法1:クイックスタート(最も簡単・おすすめ)
旧iPhoneと新iPhoneを近くに置くだけでデータを丸ごと移行できる、最も簡単な方法です。iOSのバージョンが12.4以上であれば利用できます。
- 新iPhoneの電源を入れ、旧iPhoneの近くに置く
- 旧iPhoneに「新しいiPhoneを設定」の画面が表示される
- 「続ける」をタップ → アニメーションが表示される
- 新iPhoneのカメラで旧iPhoneのアニメーションを読み取る
- 認証方法(パスコードなど)を入力
- 移行方法を選択:iCloudから(Wi-Fi経由)またはiPhoneから直接(Lightning/USB-Cケーブル経由)
- 旧iPhoneのデータが新iPhoneに転送される
ポイント:ケーブル接続の直接転送はWi-Fiより大幅に高速です。iOS 13以降対応の純正ケーブルを使用してください。
所要時間:データ量によりますが30分〜数時間かかります。
方法2:iCloudバックアップから復元
旧iPhoneのデータをiCloudにバックアップし、新iPhoneで復元する方法です。
旧iPhoneでバックアップを作成
- 設定 → [自分の名前] → iCloud → iCloudバックアップ
- 「今すぐバックアップを作成」をタップ
- バックアップ完了まで待つ(Wi-Fi接続必須)
新iPhoneで復元
- 新iPhoneの初期設定を進める
- 「Appとデータ」画面で「iCloudバックアップから復元」を選択
- Apple IDでサインイン
- 最新のバックアップを選択
- 復元完了まで待つ
デメリット:iCloudの空き容量がバックアップより少ない場合は有料プランが必要です。
方法3:PCを使ってバックアップと復元
iCloudの容量が不足している場合や、確実にバックアップを取りたい場合に有効な方法です。
Macの場合(macOS Catalina以降)
- 旧iPhoneをMacにUSB接続 → Finderで選択 → 「今すぐバックアップ」
- 新iPhoneを接続 → 「バックアップを復元」→ 作成したバックアップを選択
Windowsの場合(iTunes使用)
- 最新のiTunesをインストール
- 旧iPhoneを接続 → iTunesで「今すぐバックアップ」
- 新iPhoneを接続 → 「バックアップを復元」
メリット:PCのストレージを使うのでiCloudの容量制限がない。暗号化バックアップにするとパスワードや健康データも含めて完全バックアップできる。
方法4:Androidからの移行
AndroidからiPhoneに乗り換える場合は「iOSに移行」アプリを使います。
- 新iPhoneの初期設定中に「AndroidからデータI転送」を選択
- Androidに「iOSに移行」アプリをインストール
- 画面の指示に従ってコードを入力し接続
- 転送するデータを選択して転送開始
連絡先・カレンダー・写真・動画・メッセージ(SMS)などが転送できます。
移行されるデータと移行されないデータ
| データの種類 | 移行される? |
|---|---|
| 写真・動画 | ◯ |
| 連絡先 | ◯ |
| アプリ(App Store) | ◯(自動再ダウンロード) |
| LINEトーク履歴 | △(LINEアプリ内でのバックアップが別途必要) |
| Suica・ポイントカード | △(再設定が必要なものも) |
| ゲームデータ | △(アプリによる) |
| SMSメッセージ | ◯ |
まとめ
iPhoneのデータ移行はクイックスタートが最も簡単でおすすめです。新旧iPhoneを近づけるだけで操作でき、アプリもデータも丸ごと移行できます。iCloudの容量が心配な場合はPCを使ったバックアップ&復元が確実です。移行後はLINEのトーク履歴など個別バックアップが必要なデータの確認を忘れずに。
よくある質問(FAQ)
Q1. クイックスタートで移行するとき、どのくらい時間がかかりますか?
データ量によりますが、32GBで1〜2時間、64GB以上で2〜4時間が目安です。Lightning/USB-Cケーブルで直接接続するとWi-Fi経由より大幅に高速です。移行中は両方のiPhoneを充電しながら行うことを推奨します。
Q2. LINEのトーク履歴はクイックスタートで移行できますか?
クイックスタートではLINEのトーク履歴は移行できません。LINEアプリ内でトークのバックアップを事前に行い、新しいiPhoneで復元する必要があります。LINEアプリ→設定→トーク→トークのバックアップで作業してください。
Q3. Suica(モバイルSuica)は機種変更後も使えますか?
Suicaは機種変更前にWalletアプリでSuicaを削除(サーバーに預ける)してから、新しいiPhoneで再度追加する手順が必要です。残高はサーバーに保持されるため消えません。
Q4. iCloudの容量が足りない場合、データ移行はどうすればいいですか?
iCloudを使わずにMac/PCのFinderやiTunesを使ったバックアップ&復元が利用できます。PCのストレージを使うためiCloudの容量制限がなく、パスワードや健康データも含めた完全バックアップが可能です。
データ移行に便利なアイテム
- Apple USB-C – Lightningアダプタ:旧iPhoneがLightning、新iPhoneがUSB-Cの場合に必要です。有線でのデータ移行にも使えます。
- Anker USB-C ケーブル(MFi認証):クイックスタートの有線接続に。データ転送が高速で安定します。
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クイックスタートの詳細手順
クイックスタートはiOS 12.4以降で利用できる、最もかんたんなデータ移行方法です。旧iPhoneと新iPhoneを近くに置くだけで、設定・アプリ・データをまるごと移行できます。
クイックスタートの事前準備
- 旧iPhoneのiOSを最新バージョンにアップデートしておく
- 旧iPhoneのBluetoothをオンにする(設定 → Bluetooth)
- 両方のiPhoneを充電ケーブルにつないでおく(移行中にバッテリー切れを防ぐ)
- Wi-Fi環境に接続しておく
- 十分な時間を確保する(データ量によって1〜3時間かかることがある)
クイックスタートの手順(詳細)
- 新しいiPhoneの電源を入れ、「こんにちは」画面が表示されたら、旧iPhoneのすぐ近くに置く
- 旧iPhoneに「新しいiPhoneを設定」という通知が表示される。「続ける」をタップ
- 旧iPhoneの画面に表示されたアニメーション(渦巻き模様)を、新iPhoneのカメラでスキャンする
- 新iPhoneに「旧iPhoneのパスコードを入力」と表示されたら、旧iPhoneで使っていた6桁(または4桁)のパスコードを入力する
- Face IDまたはTouch IDの設定画面が表示されたら設定する(後回しも可)
- 「iPhoneから転送」または「iCloudバックアップから転送」を選択する
- 転送方法を選択:
- 「iPhoneから転送」:旧iPhoneから直接転送(Wi-FiまたはLightning-USB-Cケーブルで接続)
- 「iCloudバックアップから転送」:iCloudに保存したバックアップから復元
- Apple IDとパスワードを入力してサインイン
- 利用規約に同意し、「続ける」をタップ
- 転送が開始される。完了まで待つ(データ量によって異なる)
クイックスタートで移行できるデータ
- すべてのアプリとその設定
- 写真・動画(iCloud写真を使用している場合はリンクが引き継がれる)
- 連絡先・カレンダー・メール設定
- メッセージ(SMS/iMessage)の履歴
- ホーム画面のレイアウト
- Wi-Fiパスワード
- 各種設定(アクセシビリティ設定なども含む)
方法2:iCloudバックアップからの復元手順
iCloudバックアップからの復元は、旧iPhoneが手元にない場合や、クイックスタートを使わずに移行したい場合に適しています。
Step 1:旧iPhoneでiCloudバックアップを作成する
- 設定 → [自分の名前] → iCloud → 「iCloudバックアップ」を開く
- 「このiPhoneをバックアップ」をオンにする
- 「今すぐバックアップを作成」をタップ
- Wi-Fiに接続した状態でバックアップが完了するまで待つ
- 「最後に成功したバックアップ:」に今日の日時が表示されることを確認する
ヒント: iCloudの無料容量は5GBです。バックアップ容量が足りない場合は、iCloudストレージプランをアップグレード(月130円〜)するか、PCを使ったローカルバックアップをご利用ください。
Step 2:新iPhoneでiCloudバックアップから復元する
- 新iPhoneの電源を入れ、「こんにちは」画面から設定を進める
- Wi-Fiに接続する
- 「Appとデータ」画面で「iCloudバックアップから復元」を選択
- Apple IDとパスワードを入力してサインイン
- 復元するバックアップを選択する(最新の日時のものを選ぶ)
- 復元が開始される。Wi-Fiに接続したままにして完了まで待つ
- 再起動後、アプリのダウンロードが自動的に始まる
方法3:PCを使った移行手順(Finder/iTunes)
iCloudの容量が不足している場合や、大容量のデータを移行したい場合は、PCを使ったバックアップが便利です。データはすべてPC(Mac/Windows)に保存されます。
MacでFinderを使う手順(macOS Catalina以降)
- 旧iPhoneとMacをLightningケーブル(またはUSB-Cケーブル)で接続する
- iPhoneで「このコンピュータを信頼しますか?」が表示されたら「信頼する」をタップ
- Finderのサイドバーに旧iPhoneが表示されるのでクリック
- 「バックアップ」セクションで「このMacにバックアップを作成」を選択
- 推奨:「ローカルのバックアップを暗号化」にチェックを入れてパスワードを設定(ヘルスデータ・パスワードも含めて移行できる)
- 「今すぐバックアップ」をクリックしてバックアップ完了を待つ
- 旧iPhoneを取り外し、新iPhoneをMacに接続する
- Finderで新iPhoneを選択し、「バックアップから復元」をクリック
- 作成したバックアップを選択して「復元」をクリック
- 復元完了後、新iPhoneが再起動する
WindowsでiTunesを使う手順
- 最新バージョンのiTunesをインストールしておく(Microsoft Storeからも入手可能)
- 旧iPhoneをUSBケーブルでPCに接続する
- iTunesを起動し、デバイスアイコンをクリック
- 「概要」タブで「このコンピュータ」を選択し「今すぐバックアップ」をクリック
- バックアップ完了後、旧iPhoneを取り外し新iPhoneを接続する
- 「iPhoneを復元」をクリックし、作成したバックアップを選択する
- 復元が完了するまで待つ
Android(旧スマートフォン)からiPhoneへの移行方法(Move to iOS)
AndroidからiPhoneへ乗り換える場合は、Appleが提供する「Move to iOS」アプリを使うと便利です。
Move to iOSで移行できるデータ
- 連絡先
- メッセージ履歴(SMS/MMS)
- 写真・動画
- メールアカウント設定
- カレンダー
- ブックマーク(Chrome等)
- 無料アプリ(App Storeで同等のアプリが自動でダウンロードリストに追加される)
Move to iOSを使った移行手順
- AndroidのGoogle Playストアから「Move to iOS」アプリをダウンロード・インストールする
- 新しいiPhoneの電源を入れ、「Appとデータ」画面で「Androidからデータを移行」を選択
- iPhoneに10桁または6桁のコードが表示される
- AndroidでMove to iOSアプリを起動し、「続ける」→「コードを検索」をタップ
- iPhoneに表示されたコードを入力する
- 「転送するコンテンツを選択」画面で移行したいデータにチェックを入れる
- 「次へ」をタップして転送開始。完了まで待つ(Wi-Fiと充電ケーブルの接続を維持する)
- 転送完了後、iPhoneのセットアップを続ける
注意: Move to iOSは新しいiPhoneの初回セットアップ時にのみ使用できます。セットアップ完了後は利用できません。
LINEのトークを引き継ぐ方法(Android→iPhone)
LINEのトーク履歴はMove to iOSでは移行されません。以下の手順で別途引き継ぎが必要です。
- AndroidのLINEで「設定」→「トーク」→「トークのバックアップ・復元」を開く
- 「Googleドライブにバックアップ」を実行する
- 新しいiPhoneでLINEをインストールし、同じアカウントでログイン
- 「トークを復元しますか?」の画面でGoogleアカウントを選択してバックアップから復元
移行できないデータの一覧と対処法
機種変更の際に注意が必要な「そのまま移行できないデータ」を紹介します。
| データ種類 | 移行可否 | 対処法 |
|---|---|---|
| LINE トーク履歴 | 条件付き可 | LINEのバックアップ機能でiCloudに保存してから復元 |
| PayPay・電子マネー残高 | 自動移行不可 | 各アプリ内でアカウント引き継ぎ手続きが必要 |
| Suica・交通系ICカード | 事前手続き必要 | 旧iPhoneのWalletアプリでSuicaを「削除」してから新iPhoneに追加 |
| モバイルSuica定期券 | 要事前手続き | 定期券の移行は有効期限がある場合に注意。JRのアプリから手続き |
| ゲームのセーブデータ | ゲームによる | 各ゲームのアカウント引き継ぎ機能を使用(なければデータ消失) |
| 認証アプリ(Google Authenticator等) | 条件付き可 | 移行前にアカウントのエクスポート機能を使う |
| 銀行・証券アプリ | 再設定必要 | 各金融機関の手順に従い、アプリの再設定が必要 |
| App内課金コンテンツ | 一部不可 | 同じApple IDでサインインすれば復元可能なものが多い(アプリによる) |
LINEの引き継ぎ手順(iPhone→iPhone)
- 旧iPhoneのLINEで「設定」→「アカウント引き継ぎ」をオンにする(24時間有効)
- 「設定」→「トーク」→「トークのバックアップ・復元」→「今すぐバックアップ」をタップ
- 新iPhoneでLINEをインストール、同じ電話番号またはApple IDでログイン
- iCloudのバックアップからトーク履歴を復元する
Suica引き継ぎの注意点
- 機種変更前に旧iPhoneのWalletアプリからSuicaを削除(サーバーに一時保存される)
- 削除後、新iPhoneのWalletアプリから「Suicaを追加」→「カードを追加」で再追加
- 通信環境が必要なため、機種変更当日はWi-Fiかデータ通信が使える状態にしておく
データ移行後の確認チェックリスト
移行が完了したら、以下の項目を確認しましょう。
- 連絡先がすべて移行されているか
- 写真・動画が表示されるか(iCloud写真の場合はダウンロード中のことがある)
- LINEやメッセージアプリのトーク履歴があるか
- Apple Pay(Suica・クレジットカード等)が使えるか
- 銀行・証券・ポイントアプリが起動するか
- よく使うアプリがすべてインストールされているか
- メールが受信できるか
- Wi-Fiに自動接続されているか
キャリアの乗り換えも検討している方は、キャリア乗り換え(MNP)完全ガイドも参考にしてください。
まとめ:状況別おすすめの移行方法
| 状況 | おすすめ方法 |
|---|---|
| iPhone同士の乗り換え(旧機あり) | クイックスタート(最も簡単) |
| 旧iPhoneが壊れた・手元にない | iCloudバックアップから復元 |
| 大容量データを移行したい | PCを使ったローカルバックアップ |
| AndroidからiPhoneへ乗り換え | Move to iOS + 各アプリの引き継ぎ手続き |
機種変更の際は、特にLINE・Suica・電子マネーの引き継ぎを忘れずに行いましょう。事前にデータをバックアップしておくことで、安心してデータ移行ができます。
けい
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