Apple初の折りたたみiPhone「iPhone Duo」が2026年10月23日(金)に発売されます。価格は364,800円〜(256GB)。iPhone 18 Pro Max(239,800円〜)より125,000円高く、2TBモデルは574,800円です。「折りたたみは欲しいが、この値段で何が手に入って、何を失うのか」がはっきりしないまま予約した人も多いはずなので、この記事ではApple公式の仕様と発表内容をもとに、18 Pro Maxと比べて得るもの・失うものを先に並べ、誰が買うべきかを判定します。
買うべき人:iPadを持ち歩く代わりに、電車や外出先で7.6インチの画面で資料・動画・2アプリ同時表示を使いたい人。18 Pro Maxとの差額125,000円は「iPad miniを1台分、ポケットに入れる」費用だと考えると筋が通ります。
見送るべき人:カメラが主目的の人。Duoには望遠レンズがなく(2倍は光学品質ズーム)、18 Proの可変絞りも8倍望遠もありません。Face IDも非搭載で、認証はサイドボタンのTouch IDです。
迷っている人:重さ254gは18 Pro Max(249g)より重く、閉じた厚さ11.3mmは18 Pro Max(8.75mm)の1.3倍。「畳めば小さい」ではなく「畳むと厚い」端末だと理解してから決めてください。
価格・発売日・買える場所(2026年10月21日時点)
| 容量 | iPhone Duo(税込) | 参考:iPhone 18 Pro Max | 差額 |
|---|---|---|---|
| 256GB | 364,800円 | 239,800円 | +125,000円 |
| 512GB | 399,800円 | 274,800円 | +125,000円 |
| 1TB | 469,800円 | 344,800円 | +125,000円 |
| 2TB | 574,800円 | 449,800円 | +125,000円 |
予約は10月16日(金)21時に始まっていて、発売は10月23日(金)。色はスターホワイトとナイトスカイの2色。Apple公式ストア(SIMフリー)のほか、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4キャリアが扱います。Appleの36回分割は月10,133円〜。純正ケースは14,800円、スタンド付きフォリオは24,800円です。18 Pro Maxの価格はApple公式ストアの表示(10月21日時点)で、どの容量でも差額は125,000円です。
iPhone Duo vs iPhone 18 Pro Max:得るもの・失うもの
| 項目 | iPhone Duo | iPhone 18 Pro Max | Duoは |
|---|---|---|---|
| 画面 | 内側7.6インチ(1,878×2,670・430ppi)+外側5.4インチ(460ppi)。どちらもProMotion 120Hz・常時表示・屋外3,000ニト | 6.9インチ・ProMotion 120Hz・3,000ニト | 得る(面積はPro Max比+50%・Apple公表) |
| チップ | A20 Pro(6コアCPU・7コアGPU・デュアル16コアNeural Engine) | 同じA20 Pro | 同等 |
| カメラ(背面) | 48MP Fusionメイン(26mm・ƒ/1.6)+48MP Fusion超広角(13mm)。望遠レンズなし。2倍は「光学品質ズーム」(センサークロップ) | 48MP可変絞りメイン+48MP超広角+48MP望遠(200mm・8倍) | 失う |
| 前面カメラ | 外側:12MPセンターフレーム/内側:画面下カメラ(使わない時は見えない) | 18MPセンターフレーム | 内側は画面が途切れない |
| 生体認証 | Touch ID(サイドボタン内蔵・開いても閉じても使える) | Face ID | 失う(マスク時は逆に楽) |
| バッテリー(Apple公称) | ビデオ再生 内側で最大31時間/外側で最大44時間。デュアルバッテリー構造 | ビデオ再生 最大45時間 | 内側を使うほど短い |
| 充電 | 60W以上で約20分で50%・MagSafe/Qi2 25W | 60W以上で約15分で50%・MagSafe/Qi2 25W | やや遅い |
| サイズ・重さ | 閉:84.1×117.8×11.3mm/開:164.6×117.8×5.2mm・254g | 78.0×163.4×8.75mm・249g | 重く、閉じると厚い。開くと史上最薄 |
| 素材・耐久 | グレード5チタニウム・前面Ceramic Shield 2・背面Ceramic Shield・IP68(水深6m・30分) | IP68 | 同等(折りたたみでIP68は珍しい) |
| SIM | デュアルeSIMのみ(物理SIMなし) | eSIMのみ(同じ) | 同じ。格安SIMはeSIM発行可否を確認 |
| 5G | Sub-6のみ(ミリ波非対応) | — | 日本では実害ほぼなし |
| ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB | 256GB/512GB/1TB/2TB | 同じ |
1. 画面は「iPad miniをポケットに」。これがDuoの全部
内側7.6インチは、Appleが「iPhone 18 Pro Maxより50%広い史上最大のディスプレイ」と表現する大きさで、iPad mini(8.5インチ・2026年11月6日発売の新モデル)に迫ります。iOS 27ではSplit Viewで2つのアプリを横に並べて使えるようになり、これはiPhoneで初めての機能です。メールを見ながらカレンダーに予定を入れる、動画を見ながらメモを取る、といった「iPadでやっていたこと」が片手に収まる。外側5.4インチは18 Proの画面面積の約90%あるので、閉じたままでも普通のiPhoneとして使えます。年内のアップデートでApple Pencil(USB-C)に対応予定とAppleが明言しているので、手書きメモの用途も視野に入ります。
2. カメラは「18 Proを買わない理由」になる
Duoの背面は48MPメイン+48MP超広角の2つで、望遠レンズがありません。Appleは「2倍の光学品質ズーム」と書いていますが、これはメインの48MPセンサーの中央を切り出す方式で、18 Proの200mm(8倍)望遠とは別物です。18 Proの売りである可変絞り(ƒ/1.48〜ƒ/4.0)もDuoには載っていません。運動会・舞台・野鳥のように「遠くを撮る」用途が1つでもあるなら、Duoは候補から外れます。日常のスナップとビデオ(4K120fps・ドルビービジョン対応)なら不足はありません。
3. 254gと11.3mm。数字どおりに重く、厚い
Duoは開いた状態で5.2mmと「史上最薄のiPhone」ですが、閉じると11.3mmで、18 Pro Maxの8.75mmより2.5mm厚く、重さも254gで18 Pro Maxより5g重い。ジーンズの前ポケットに入れて座ると、厚みは確実に分かります。海外の先行レビューでは「重心が手のひらに来るので数字ほど重く感じない」という声と、「254gは目立つ欠点」という声の両方が出ていて、ここは店頭で持ってから決めるのが安全です。
4. Touch IDとeSIM専用は、人によっては決定打
Face IDがなく、サイドボタンの指紋認証で解錠します。Appleは「開いても閉じても使える」としていて、マスク着用時や寝起きの角度では、むしろFace IDより速く開く場面もあります。一方で、Face IDに最適化された銀行アプリなどは指紋でも動くものの、挙動が変わるアプリがあるかは発売後の確認事項です。SIMはデュアルeSIMのみで物理SIMスロットがないため、格安SIMを使っている人は、契約先がeSIMを発行できるかを先に確認してください。
Galaxy Z Fold8と比べると
| 項目 | iPhone Duo | Galaxy Z Fold8 |
|---|---|---|
| 価格(日本) | 364,800円〜 | 約27万円〜(256GB) |
| 重さ | 254g | 201g |
| 閉じた厚さ | 11.3mm | Duoより約1.6mm薄い |
| 画面 | 内7.6/外5.4インチ・内側は画面下カメラで穴なし | 内7.6/外5.5インチ |
| 防水 | IP68(水深6m・30分) | IP48 |
| ペン | Apple Pencil(年内対応予定) | Sペン非対応(Fold7以降) |
数字だけ見ればFold8が軽く、薄く、約10万円安い。Duoの優位は「内側の画面にカメラ穴がない」「IP68の防塵防水」「iPhone・Mac・iPadとの連携」の3つに絞られます。Androidに抵抗がない人にとって、Duoを選ぶ理由はスペックではなくエコシステムです。Galaxyの数値はBusiness Insider Japanとライフハッカーの比較記事を参照しました。
誰が買うべきか:用途別の判定
| 用途 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 外でiPadの代わりに資料・動画・2アプリ同時 | 買い | 7.6インチ+Split View。iPad mini(119,800円〜・11月6日発売の新モデル)を持ち歩く手間と比べて判断 |
| 望遠・可変絞りで写真を撮る | 見送り(18 Pro) | 望遠レンズなし。2倍はセンサークロップ |
| 電子書籍・漫画を読む | 買い | 7.6インチの正方形に近い比率は見開きに向く。画面下カメラで穴もない |
| 軽さ・薄さ優先 | 見送り(18 Pro 211g) | 254g・閉じて11.3mm |
| 初めての折りたたみを試したい | 価格を許容できるなら | IP68とヒンジ100点以上の部品はAppleの初代としては手堅い。ただし初代の相場より10万円高い |
| 今17 Pro Maxで不満がない | 見送り | 画面以外は18 Pro Maxとほぼ同じA20 Pro世代。「折りたたみが要るか」だけが分岐点 |
よくある質問
Q. 折り目(クリース)は目立ちますか?
Appleはプレスリリースで「折り目を目立たせないマットな表面」と表現しており、公式に「折り目がない」とは言っていません。海外の先行レビューでは「触っても分からない」「照明によっては見える」の両方があります。気になる人は店頭で、画面を白地にして斜めから見てください。
Q. 18 Pro MaxとDuo、バッテリーはどちらが持ちますか?
Apple公称のビデオ再生時間は、Duoが外側画面で最大44時間・内側で最大31時間、18 Pro Maxが最大45時間です。閉じて使う時間が長いなら18 Pro Maxとほぼ同じ、開いて使う時間が長いほど短くなります。Duoはバッテリーを2つに分けた構造で、充電は60W以上のアダプタで約20分で50%(18 Pro Maxは約15分)。
Q. Siri AI(新しいSiri)は日本語で使えますか?
使えます。Siri AIの日本語は、2026年10月26日に配信されたiOS 27.2で提供が始まりました(Appleの表記ではベータ版)。Apple Intelligenceを有効にし、デバイスとSiriの言語を日本語に設定すると使えます。購入後に設定→一般→ソフトウェアアップデートでiOS 27.2以降にしてください。13歳未満は利用できません。
まとめ
- iPhone Duoは364,800円〜・10月23日発売。内側7.6インチ・外側5.4インチ、A20 Pro、デュアルeSIM、Touch ID、IP68
- 18 Pro Maxに対して得るのは画面とSplit View。失うのは望遠レンズ・可変絞り・Face ID、そして5gの重さと2.5mmの厚さ
- 買うべきは「iPadの代わりを持ち歩きたい人」。カメラ目的なら18 Pro、軽さ目的なら18 Pro
- Galaxy Z Fold8より重く厚く高い。Duoの優位は画面下カメラ・IP68・Appleエコシステム
- Apple Pencil対応は年内予定。Siri AIの日本語は10月26日のiOS 27.2で提供開始(ベータ版)
購入先
SIMフリー版はApple公式ストアで販売中(10月23日発売)。Amazonでの取り扱いは発売後に状況が変わるので、リンク先で現在の表示を確認してください。
| 製品 | 価格(公式) | リンク |
|---|---|---|
| iPhone Duo(SIMフリー) | 364,800円〜 | Apple公式ストア(Amazonは10月29日時点で本体の取り扱いなし) |
| iPhone 18 Pro Max(比較対象) | 239,800円〜 | Apple公式ストア(Amazonは10月29日時点で整備済み品のみ) |
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18 Proと18 Pro Maxで迷っている人はiPhone 18 Pro vs 18 Pro Max どっちを買う?、乗り換え時のデータ移行はiPhoneのバックアップ方法3選をどうぞ。
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