2026年9月18日に発売された Apple Watch Series 12・Ultra 4・SE 3。価格はSE 3が41,800円〜、Series 12が71,800円〜、Ultra 4が142,800円〜(税込)で、上と下で10万円の開きがあります。筆者はApple Watch Ultra 2(2023年モデル)を発売以来ほぼ毎日着けていて、動画の現場でもワークアウトでも使っています。この記事では「3機種のどれを買うか」と「Ultra 2から Ultra 4に買い替える価値があるか」を、Apple公式の仕様と実使用から結論先出しで整理します。
Series 12(71,800円〜)が基準。心電図・血中酸素・新しいヘルスセンシングシステム・準備度スコアまで入っていて、Ultra 4との健康機能の差はありません。
Ultra 4(142,800円〜)は「バッテリー約2日(最大50時間)」「衛星通信」「水深40mダイビング」「3,000ニト」のどれかが要る人だけ。健康機能のために7万円を足す理由はありません。
SE 3(41,800円〜)は通知・決済・睡眠・基本のワークアウトで十分な人。心電図と血中酸素がない点だけ納得して選ぶ。
Ultra 2から買い替えるか:衛星通信・5G・心拍センサーの精度・バッテリー36→50時間が差分。登山や海で圏外になる人は買い替える価値あり、街で使っているなら見送りでいい。
価格と発売日(2026年10月時点)
| モデル | 価格(税込) | サイズ | 発売 |
|---|---|---|---|
| Apple Watch SE 3 | 41,800円〜(GPS)/50,800円〜(Cellular) | 40mm / 44mm | 2026年9月18日 |
| Apple Watch Series 12 | 71,800円〜(GPS・アルミ)/98,800円〜(Cellular)。チタニウムは上位価格 | 42mm / 46mm | 2026年9月18日 |
| Apple Watch Ultra 4 | 142,800円〜(GPS + Cellularのみ) | 49mm | 2026年9月18日 |
日本価格はApple公式ニュースリリース(2026年9月9日)とApple公式ストアの記載です。Amazonでも同価格でApple純正品が並んでいます(記事末尾)。
3機種の違い(Apple公式仕様)
| 項目 | SE 3 | Series 12 | Ultra 4 |
|---|---|---|---|
| チップ | S10 | S11 | S11 |
| ディスプレイ | LTPO OLED常時表示・1,000ニト・Ion-Xガラス | LTPO3広視野角OLED常時表示・2,000ニト・Ceramic Shield 2(アルミ)/サファイア(チタン) | LTPO3広視野角OLED常時表示・3,000ニト・フラットサファイア |
| 健康センサー | 光学式心拍・睡眠スコア・睡眠時無呼吸の通知 | 新ヘルスセンシングシステム(第2世代電気心拍センサー・常時計測の光学式心拍・血中酸素)・心電図・バイタル・準備度スコア・睡眠時無呼吸の通知 | |
| バッテリー(通常使用) | 最大18時間(低電力32時間) | 最大24時間(低電力38時間) | 最大50時間(低電力84時間) |
| 屋外ワークアウト | 最大7時間 | 最大10時間 | 最大18時間(長時間モード25時間・最大45時間) |
| 充電 | 約45分で80% | 約30分で80% | 約45分で80% |
| 耐水・ダイビング | 50m | 50m・水深計6m | 100m・水深40mダイビング(EN13319)・MIL-STD 810H |
| 通信 | L1 GPS・5G RedCap(Cellular) | L1高精度GPS・5G RedCap(Cellular) | 高精度2周波GPS・衛星通信(緊急SOS/メッセージ/探す。アクティベーション後2年間無料)・5G RedCap |
| 重量 | 26.3g(40mm)/32.9g(44mm) | 32.2g(42mm)/39.5g(46mm・アルミGPS) | 63.0g |
| アクションボタン・サイレン | — | — | あり |
⚠️ 高血圧パターンの通知について:Apple公式リリースによると、Series 12とUltra 4では発売時点で高血圧パターンの通知機能が利用できず、規制当局の追加承認を申請中で「来年利用可能になる見込み」です。この機能を目的に買うなら、提供開始を待ってから判断してください(日本での他モデルの提供状況はApple公式の最新情報で確認を)。
どれを買うか ― 用途別
| 使い方 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 通知・Suica・歩数・睡眠を見るだけ | SE 3 | 18時間で毎晩充電する運用なら困らない。4万円台で十分 |
| 心電図・血中酸素・HRVで体調を見たい | Series 12 | 健康センサーはUltra 4と同じ。差額7万円は健康機能に効かない |
| ランニング・ジムが週3以上 | Series 12 | 屋外ワークアウト10時間・30分で80%充電。毎日のワークアウト+睡眠記録を1日1回の短い充電で回せる |
| 登山・トレラン・トライアスロン(1日10時間超) | Ultra 4 | 最大45時間のワークアウト記録と2周波GPS。衛星通信は圏外の保険 |
| ダイビング・海のスポーツ | Ultra 4 | 水深40m・100m耐水・水温センサーはUltraだけ |
| 充電を忘れがち・2日に1回で済ませたい | Ultra 4 | 通常使用50時間は、睡眠記録を毎晩取っても2晩持つ設計 |
| 小さい手首・軽さ重視 | Series 12 42mm(32.2g) | Ultra 4は63g。半分の重さで健康機能は同じ |
Ultra 2からUltra 4に買い替える価値はあるか(3年使った立場から)
| 項目 | Ultra 2(所有・2023年) | Ultra 4 | 体感への影響 |
|---|---|---|---|
| チップ | S9 | S11 | 小。操作の速さは体感差が出にくい |
| 心拍センサー | 第3世代光学式+電気心拍 | 新ヘルスセンシングシステム(Apple「ウェアラブル史上最も高精度」・高頻度のHR/HRV測定・準備度スコア) | 中。HRVを毎日見る人には大 |
| バッテリー(通常使用) | 最大36時間(低電力72時間) | 最大50時間(低電力84時間) | 大。「1日半」が「2日」になる差 |
| 長時間ワークアウト | —(通常の屋外ワークアウトのみ) | 最大45時間モード | ウルトラ系の競技者には大 |
| 衛星通信 | なし | 緊急SOS・メッセージ・探す | 圏外に行く人には大。街では効かない |
| モバイル通信 | LTE | 5G RedCap | 小 |
| GPS | L1/L5 2周波 | 高精度2周波 | ほぼ同じ |
| ディスプレイ | 3,000ニト・サファイア | 3,000ニト・広視野角LTPO3 | 小。屋外の見やすさは既に十分 |
| ダイビング | 40m | 40m | 同じ |
Ultra 2ユーザーが買い替えを判断する材料(Apple公称値)
- バッテリー:公称(Apple)通常使用で最大36時間・低電力モードで最大72時間。睡眠記録を続けるなら「1日おきに30分〜1時間の充電」が、公称から導ける目安です(高速充電は約1時間で最大80%)
- バッテリーの経年:公称(Apple)フル充電サイクル1,000回で本来の容量の最大80%を維持する設計。1日おきの充電なら3年で約550回で、1,000回には届かない計算です。今の値は設定→バッテリー→バッテリーの状態で確認できます
- 画面:公称(Apple)最大3,000ニト。直射日光の下で効く数字で、室内や夜間はSeries 12(同じ3,000ニト)と差が出ません
この3年で「圏外で助けを呼べない不安があった」場面が一度でもあるなら、Ultra 4の衛星通信は買い替え理由になります。バッテリーの最大容量が目に見えて落ちているなら、Ultra 4の50時間は「新品の36時間」との比較ではなく「今の実力」との比較で考えたほうが正確です。
Series 12 の 42mm と 46mm、アルミとチタン
中身は同じです。46mmは画面が広く文字が読みやすい代わりに7g重い。チタニウムはサファイア前面で傷に強く、見た目が時計寄りになりますが価格が上がります。迷ったらアルミ46mmが、画面の見やすさと価格のバランスで一番外しません。
どこで買うか(Amazon / Apple公式)
Apple WatchはAmazon(Amazon.co.jp販売)にApple純正品が同価格で並んでいます。バンドの組み合わせやチタニウムモデルを選ぶならApple公式ストアが揃っています。価格は変動するので、リンク先の現在価格で確認してください。
| モデル | Amazon価格(10/7時点) | リンク |
|---|---|---|
| Apple Watch SE 3(GPS) | 41,800円 | Amazonで見る |
| Apple Watch Series 12(GPS・アルミ) | 71,800円 | Amazonで見る |
| Apple Watch Ultra 4(GPS + Cellular) | 142,800円 | Amazonで見る |
サイズ・色・バンドの全組み合わせは AmazonのApple Watch一覧、チタニウムやバンドの組み合わせは Apple公式ストアで。イヤホンも見直すなら AirPods 5 vs Pro 3 vs Max 2、iPhone側の買い替えを迷っている人は iPhone 18 Pro vs 18 Pro Max も参考にしてください。
※本記事のAmazonリンクはアフィリエイトリンクです。購入価格は変わりません。


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