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「格安SIMに乗り換えれば月々の通信費が大幅に削減できる!」という情報を目にして、乗り換えを検討している方は多いでしょう。確かに大手キャリアから格安SIMへ乗り換えると、月額料金が半額以下になることも珍しくありません。しかし、事前に十分な情報を集めずに乗り換えてしまうと、思わぬ落とし穴に嵌まって後悔するケースも少なくないのが実情です。本記事では、格安SIMへの乗り換えで失敗しないために必ず確認すべき注意点を網羅的にまとめました。乗り換え前のチェックリストや用途別のおすすめ乗り換え先も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
乗り換えで後悔する人の典型パターン5選

まずは、格安SIMへ乗り換えて後悔した人に多い典型的なパターンを5つ紹介します。自分が同じ失敗をしないよう、事前にチェックしておきましょう。
パターン1:通信速度が遅すぎて使い物にならない
最も多い後悔の声が「通信速度が思ったより遅い」というものです。特に昼休みの12時台にSNSや動画が全く読み込めず、ストレスを感じるという不満が目立ちます。格安SIMの多くは大手キャリアの回線を借りて運営しているため、混雑時間帯には回線が逼迫して速度が大幅に低下します。
パターン2:キャリアメールが使えなくなった
長年使っていたキャリアメール(@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jpなど)が使えなくなり、銀行や保険会社からの重要な連絡を受け取れなくなったという後悔もよく聞かれます。事前にメールアドレスの変更をしていなかったために、二段階認証が通らなくなるケースもあります。
パターン3:店頭サポートがなくて困った
スマートフォンの設定変更やトラブル対応で店頭サポートに頼っていた方が、格安SIMに乗り換えた途端にサポートを受けられなくなるケースです。多くの格安SIMはオンライン中心の運営で、対面での相談窓口がありません。
パターン4:通話料金が予想以上に高くなった
格安SIMの基本プランには通話かけ放題が含まれていないことが多く、通話が多い方は逆に月額料金が高くなることがあります。22円/30秒の通話料金は、月に30分通話するだけで1,320円もかかります。
パターン5:端末が対応していなかった
乗り換えてから自分のiPhoneがその格安SIMの回線に対応していなかったことに気づくパターンです。特にSIMロックがかかったままの古い端末で、異なる回線の格安SIMに乗り換えようとして失敗するケースが多く見られます。
乗り換え前に確認すべきこと(1):端末の対応状況
格安SIMに乗り換える前に、まず自分のiPhoneが対象の回線に対応しているか確認しましょう。格安SIM各社が使用している回線(ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線)によって、対応する端末が異なります。端末側のSIMロックが解除されているかどうかも重要で、ロックがかかったまま対応外の回線の格安SIMに乗り換えると通信できません。対応確認は各格安SIM会社の公式サイトに「動作確認端末一覧」があるので、そちらで自分の端末を検索してください。また、eSIMに対応している格安SIMの場合は、iPhoneの機種がeSIMに対応しているかも確認が必要です(iPhone XS以降は対応)。なお、2021年10月以降に購入した端末であればSIMロックはかかっていないため、この確認は不要です。
乗り換え前に確認すべきこと(2):MNP手続きと番号予約
今の電話番号を引き継いで乗り換える場合は「MNP(モバイルナンバーポータビリティ)」の手続きが必要です。まず現在のキャリアでMNP予約番号を取得します(My〇〇アプリやWebサービスから無料で取得可能)。MNP予約番号の有効期限は取得から15日間なので、有効期限内に新しいキャリアへの申し込みを完了させる必要があります。乗り換え先への申し込み時にMNP予約番号を入力します。MNP転出時に解約金(違約金)が発生する場合がある古いプランもあるので、自分の契約内容を確認しましょう。2022年以降は多くのキャリアでMNP転出手数料が無料化されています。なお、2023年5月から始まった「MNPワンストップ方式」を利用すれば、MNP予約番号の取得が不要で、乗り換え先の申し込みだけで手続きが完了します。対応事業者かどうかは事前に確認してください。
乗り換え前に確認すべきこと(3):通信速度と品質(時間帯別の傾向)
格安SIMは大手キャリアに比べて月額料金が安い代わりに、通信速度が遅くなる場合があります。特に以下の時間帯は速度低下が起きやすいので注意が必要です。
朝の通勤時間帯(7:30〜9:00):通勤・通学中にニュースやSNSを見る人が多く、やや速度が落ちます。ただし極端な低下は少ない傾向です。
昼休み(12:00〜13:00):最も混雑する時間帯で、多くの格安SIMで速度が1〜3Mbps程度まで低下します。動画視聴は厳しく、SNSの画像読み込みも遅くなります。MVNO各社の中でも差が大きく、この時間帯の速度が格安SIM選びの重要な判断材料になります。
夕方〜夜(18:00〜22:00):帰宅後に動画配信サービスやゲームを利用する人が増え、速度が低下します。ただし昼休みほどの極端な低下は少ないケースが多いです。
速度が気になる方は、UQモバイルやワイモバイルのようなサブブランドを選ぶか、速度重視のプランを提供しているMVNOを選ぶとよいでしょう。「mineoマイそく」「IIJmioギガプラン」など、プランによって速度制限の内容が異なるので、事前に口コミやレビューで速度評判を確認しておくことをおすすめします。
乗り換え前に確認すべきこと(4):キャリアメールの問題と対策
大手キャリアから格安SIMへ乗り換えると、docomo.ne.jp・ezweb.ne.jp・softbank.ne.jpなどのキャリアメールが使えなくなります。長年使ってきたアドレスを各種サービスの登録に使っている場合は、事前にGmailなどのフリーメールへの変更手続きが必要です。特に銀行・証券口座、ECサイト、各種会員サービスのメールアドレスを変更し忘れると、重要な通知を受け取れなくなるリスクがあります。乗り換え前に登録済みサービスのリストアップと一括メール変更を行うことを強くおすすめします。
なお、各キャリアは解約後もキャリアメールを使い続けられる「メール持ち運びサービス」を提供しています。
- ドコモメール持ち運び:月額330円(税込)で@docomo.ne.jpを継続利用可能。解約後31日以内に申し込みが必要です。
- auメール持ち運び:月額330円(税込)で@ezweb.ne.jp/@au.comを継続利用可能。解約後31日以内の申し込みが条件です。
- ソフトバンクメール持ち運び:月額330円(税込)で@softbank.ne.jp等を継続利用可能。こちらも解約後31日以内に手続きが必要です。
月額330円のコストはかかりますが、多数のサービスに登録しているメールアドレスを一度に変更するのが難しい場合は、まずメール持ち運びサービスを利用して徐々に移行するのも賢い方法です。
乗り換え前に確認すべきこと(5):店舗サポートの有無による影響
格安SIMの多くはオンライン中心のビジネスモデルで、対面でのサポートが限られています。問題が起きたときにすぐ店頭で対応してもらえないことがデメリットの一つです。チャットサポートや電話窓口の対応時間・品質は会社ごとに大きく異なるので、事前に口コミを調べておくことが重要です。
店舗サポートの充実度で格安SIMを比較すると、以下のような違いがあります。
- ワイモバイル:全国のソフトバンクショップで対面サポートを受けられます。店舗数が多く、初心者にも安心です。
- UQモバイル:auショップおよびUQスポットで対面サポートに対応。全国に展開しており利便性が高いです。
- 楽天モバイル:楽天モバイルショップが全国に約1,000店舗以上あり、対面での相談が可能です。
- IIJmio・mineo等:基本的にオンラインサポートのみ。mineoは「マイネ王」というコミュニティサイトでユーザー同士の助け合いが活発です。
初めての格安SIM乗り換えで不安がある方は、店舗サポートが充実しているサービスを選ぶとよいでしょう。
LINEの年齢確認ができない問題
格安SIMに乗り換えると、LINEの年齢確認ができなくなる場合があります。LINEの年齢確認はNTTドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルなど一部のキャリアのみが対応しており、多くのMVNOでは年齢確認機能を利用できません。
年齢確認ができないと「ID検索」や「電話番号検索」で友だちを追加する機能が使えなくなります。ただし、以下の方法で代替が可能です。
- QRコード:対面であればQRコードで簡単に友だち追加できます。
- 招待リンク:URLを共有して友だち追加してもらう方法です。
- 友だち自動追加:電話帳に登録している相手を自動で追加する機能は引き続き利用可能です。
なお、ワイモバイル・UQモバイル・ahamo・LINEMO・povoなどの大手キャリアのサブブランド・オンライン専用プランではLINEの年齢確認に対応しています。また、IIJmioやmineoも年齢確認に対応済みです。LINEのID検索を頻繁に使う方は、対応しているサービスを選ぶようにしましょう。
災害時の影響(緊急速報・通話品質)
格安SIMへの乗り換えで見落としがちなのが、災害時への備えです。以下のポイントを事前に確認しておきましょう。
緊急速報(Jアラート・緊急地震速報)について:緊急速報メールはSIMの種類に関係なく、端末側の機能で受信できます。iPhoneであれば格安SIMを使っていても緊急地震速報やJアラートは受信可能なので、この点は心配不要です。
通話品質について:格安SIMの音声通話は大手キャリアの回線を利用しているため、通常時の通話品質は大手キャリアとほとんど変わりません。ただし、災害時は回線が混雑するため、大手キャリアのユーザーが優先的に接続される可能性があります。
災害用伝言板について:大手キャリアが提供する災害用伝言板サービスは、格安SIMでは利用できないことがあります。代わりにNTTの「web171」や「災害用伝言ダイヤル(171)」を使う方法を知っておくと安心です。
災害時のリスクを最小限にするためにも、Wi-Fi環境の確保やモバイルバッテリーの準備など、通信手段以外の備えも併せて行っておきましょう。
後悔しないための事前チェックリスト
格安SIMへの乗り換えで後悔しないために、以下のチェックリストを活用してください。すべての項目を確認してから乗り換えを実行することで、トラブルを未然に防げます。
- 自分のiPhoneが乗り換え先の格安SIMで動作確認済みか確認した
- SIMロックが解除されているか確認した(設定→一般→情報→キャリアロック)
- 月々の通話時間を確認し、必要に応じてかけ放題オプションを検討した
- 必要なデータ通信量を過去の利用実績から把握した
- キャリアメールで登録しているサービスをリストアップし、フリーメールへの変更を開始した
- MNP予約番号の取得方法(またはワンストップ方式の対応状況)を確認した
- 乗り換え先の格安SIMの昼休み時間帯の速度評判を口コミで確認した
- LINEの年齢確認に対応しているか確認した
- サポート体制(店舗・電話・チャット)を確認した
- iPhoneのバックアップを取得した
- 乗り換え先のAPN設定方法を確認した
- 現在のキャリアの解約金・違約金の有無を確認した
用途別おすすめの乗り換え先
格安SIMは多くの選択肢があり迷いがちですが、ここでは用途別におすすめの乗り換え先を紹介します。
通信速度を重視する方
UQモバイルやワイモバイルがおすすめです。いずれも大手キャリアのサブブランドで、混雑時間帯でも安定した速度が出ます。ahamoも速度面では大手キャリア並みの品質を維持しており、20GBで月額2,970円(税込)というシンプルなプランが魅力です。
とにかく月額料金を抑えたい方
IIJmioは2GBプランが月額850円(税込)から利用でき、コストパフォーマンスに優れています。NUROモバイルのバリュープラスも低価格で人気があります。データ通信量が少ない方はLINEMOのミニプラン(3GB/月額990円)も選択肢に入るでしょう。
通話をたくさんする方
楽天モバイルはRakuten Linkアプリを使えば国内通話が無料になるため、通話が多い方にとって非常にお得です。ahamoも5分以内の国内通話が無料で、月額1,100円(税込)のかけ放題オプションもあります。
データ通信をたくさん使う方
楽天モバイルは無制限プランで月額3,278円(税込)と、大容量利用者にはコストパフォーマンスが抜群です。mineoの「マイそく」プランも最大1.5Mbpsが使い放題で月額990円と格安です(ただし平日昼は32kbpsに制限)。
まとめ
格安SIMへの乗り換えは正しく準備すれば大きな節約になります。端末の対応確認、MNP手続き、通信速度の評判確認、キャリアメールの移行、サポート体制の確認という基本的なポイントに加え、LINEの年齢確認や災害時の影響も考慮しておくことが大切です。本記事のチェックリストを活用して、後悔のない乗り換えを実現してください。自分の利用スタイルに合った格安SIMを選べば、月々数千円の節約が長期的に大きな差となります。
よくある質問(FAQ)
Q. 格安SIMに乗り換えると電話番号は変わりますか?
A. MNP(モバイルナンバーポータビリティ)を利用すれば、現在の電話番号をそのまま引き継げます。MNP予約番号を取得して乗り換え先に申し込むか、MNPワンストップ方式に対応しているサービスであれば予約番号なしで番号を引き継ぐことが可能です。
Q. 格安SIMへの乗り換えにかかる費用はどれくらいですか?
A. 2022年以降、多くのキャリアでMNP転出手数料は無料化されています。乗り換え先の格安SIMの初期事務手数料は0円〜3,300円程度です。SIMカード発行手数料として数百円程度かかる場合もあります。キャンペーンで初期費用が無料になるケースも多いので、タイミングを見て申し込むのがおすすめです。
Q. 格安SIMでもiPhoneのテザリングは使えますか?
A. はい、ほとんどの格安SIMでiPhoneのテザリング機能は利用可能です。追加料金も不要な場合がほとんどです。ただし、一部の古い回線プランでは制限がある場合もあるため、乗り換え先の公式サイトで動作確認端末一覧のテザリング対応状況を確認しておくと安心です。
Q. 格安SIMに乗り換えるとLINEは引き続き使えますか?
A. はい、LINEアプリ自体は格安SIMでも問題なく利用できます。トーク履歴やスタンプ、友だちリストもそのまま引き継がれます。ただし、一部の格安SIMではLINEの年齢確認ができないため、ID検索による友だち追加機能が使えなくなる点には注意が必要です。QRコードや招待リンクでの友だち追加は可能です。
Q. 格安SIMに乗り換えた後、元のキャリアに戻すことはできますか?
A. はい、格安SIMから大手キャリアへ再度MNPで戻すことは可能です。電話番号もそのまま引き継げます。ただし、大手キャリアに戻すと月額料金は再び高くなります。格安SIMが合わないと感じた場合は、サブブランド(UQモバイル・ワイモバイル)に変更するという選択肢もおすすめです。
Q. SIMカードのサイズは確認する必要がありますか?
A. 現在販売されているiPhoneはすべてnano SIMに対応しているため、nano SIMを選べば問題ありません。また、iPhone XS以降の機種はeSIMにも対応しているため、eSIM対応の格安SIMであれば物理SIMカードの送付を待たずにすぐ開通できるメリットがあります。
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