Bloombergのマーク・ガーマン記者によると、Appleは2026年後半に「MacBook Ultra」と呼ばれる新しい最上位ノートPCの投入を計画しています。MacBook Proの上位に位置する新ラインナップで、Mac初のOLEDディスプレイとタッチスクリーンを搭載する見通しです。
MacBook Ultraの主な特徴

Mac初のOLEDディスプレイ
MacBook Ultraの最大の目玉は、Mac史上初のOLEDディスプレイです。OLEDは有機ELとも呼ばれ、iPhoneでは2017年のiPhone X、iPadでは2024年のiPad Proで初採用されました。
OLEDディスプレイのメリットは以下の通りです。
- 完全な黒の表現:ピクセル単位で発光をオフにできるため、液晶では実現できない真の黒を表現
- 高コントラスト比:明暗の差がより鮮明になり、映像・写真編集に最適
- 薄型・軽量化:バックライトが不要なため、より薄い筐体設計が可能
- 省電力:暗い画面表示時のバッテリー消費を抑制
Macで初めてタッチスクリーンを搭載
MacBook Ultraは、Macとしては初めてタッチスクリーン操作に対応する見込みです。これまでAppleはMacにタッチスクリーンを搭載しない方針を維持してきましたが、ついにその方針が転換されます。
iPadとの差別化が難しくなる懸念もありますが、プロフェッショナルユーザーからは長年にわたりタッチ操作の要望が出ていたため、歓迎の声が多いと予想されます。
より薄い新デザイン
OLEDの採用により、MacBook Ultraは現行のMacBook Proよりも薄いデザインになると報じられています。「OLED」「タッチスクリーン」「薄型化」の3つが、MacBook Ultraの設計の柱とされています。
MacBook ProとMacBook Ultraの違い
MacBook Ultraは、既存のMacBook Proシリーズを置き換えるのではなく、その上に位置するプレミアムラインです。
| 項目 | MacBook Pro(M5) | MacBook Ultra(予想) |
|---|---|---|
| ディスプレイ | Mini LED | OLED |
| タッチスクリーン | 非対応 | 対応 |
| デザイン | 現行デザイン | より薄型 |
| チップ | M5 Pro / M5 Max | M5 Ultra以上(未確定) |
| 価格帯 | 24万8800円〜 | 30万円以上(予想) |
Appleのラインナップは、MacBook Neo(約8万円〜)からMacBook Ultra(30万円以上?)まで、幅広い価格帯をカバーすることになります。
価格はどのくらい上がる?
ガーマン記者は、OLEDの採用は価格上昇の口実になると指摘しています。過去の事例を見ると:
- iPhone X(2017年):初のOLED搭載iPhoneで価格が約20%上昇
- iPad Pro(2024年):OLED搭載で価格が約20%上昇
同様のパターンが適用される場合、MacBook Ultraは現行MacBook Proの最上位モデルから20%前後の価格上昇になる可能性があります。
発売時期の予想
MacBook Ultraの発売時期は2026年後半(Q4)と予想されています。2026年3月に発表されたM5 MacBook Proとは別の製品として、年末の発表イベントでお披露目される可能性が高いです。
なお、「MacBook Ultra」という名称はまだ仮称で、Appleが最終的にMacBook Pro上位モデルとして発売する可能性もあります。ただし、ガーマン記者は「Ultraブランドの方がラインナップ最上位であることをより明確に示せる」と述べています。
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MacBook Ultraの予想スペック
| 項目 | MacBook Ultra(予想) | MacBook Pro 16 M5 Max |
|---|---|---|
| ディスプレイ | 16インチ OLED タッチスクリーン | 16インチ mini-LED |
| チップ | M5 Ultra | M5 Max |
| メモリ | 最大192GB | 最大128GB |
| ストレージ | 最大8TB SSD | 最大4TB SSD |
| 価格(予想) | 698,000円〜 | 548,800円〜 |
| 発売時期 | 2026年後半 | 2026年1月 |
MacBook Ultraは誰のためのMac?
MacBook Ultraは、現在Mac StudioやMac Proを使っているプロフェッショナルが、同等のパワーを持ち運べるようにするための製品です。想定されるユーザーは以下の通りです。
- 映像プロダクション — 8Kビデオ編集、カラーグレーディング、VFX
- 3D/CADデザイナー — 大規模3Dモデリング、建築CAD
- AI/ML研究者 — 大規模モデルのローカル推論
- 音楽プロデューサー — 数百トラックのリアルタイム処理
一般的な開発者やクリエイターには、MacBook Pro M5 Proで十分な性能を発揮できます。MacBook Ultraは「デスクトップ級のパワーをどこでも」というニーズに応えるニッチな製品になるでしょう。
iPhoneやiPadのiOS最新機能については、iOS 26の新機能まとめ15選|対応機種一覧とアップデート方法もあわせてご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q. MacBook Ultraの発売日は確定していますか?
いいえ。現時点ではリーク情報に基づく予測であり、2026年後半(9〜11月頃)のリリースが見込まれていますが、正式な発表はありません。
Q. MacBook Proとの違いは?
最大の違いはOLEDタッチスクリーンとM5 Ultraチップの搭載です。タッチ操作が可能になることで、クリエイティブワークフローが大きく変わる可能性があります。
詳しくはApple公式:MacBook Proもご確認ください。
まとめ:MacBook Ultra注目ポイント
- Mac初のOLEDディスプレイ搭載
- Mac初のタッチスクリーン対応
- MacBook Proの上位に位置する新ライン
- より薄型の新デザイン
- 2026年後半発売予定
- 価格は現行MacBook Pro最上位から約20%上昇の可能性
OLEDとタッチスクリーンの組み合わせは、Macにとって大きな転換点となります。今後の続報にも注目です。新しい情報が入り次第、この記事を更新していきます。
※この記事の情報はBloombergのMark Gurman記者のレポート(2026年3月8日付)に基づいています。正式発表前の情報であり、変更される可能性があります。


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