2026年3月、AppleはiPhone 4とiPhone 5を「Obsolete(オブソリート)」製品リストに追加しました。これにより、Apple StoreやApple正規サービスプロバイダでの修理サポートが完全に終了します。
この記事では、Obsolete指定の意味、影響を受けるユーザーへの対処法、そしてお使いのiPhoneがいつサポート終了になるかの確認方法を詳しく解説します。
Obsolete(オブソリート)に追加された2モデル
今回Obsoleteリストに追加されたのは、以下の2モデルです。
| モデル | 発売年 | 変更内容 |
|---|---|---|
| iPhone 4(GSM 8GB, Black) | 2010年 | 一部バリアントがVintageだったものをObsoleteに統合 |
| iPhone 5 | 2012年 | VintageからObsoleteへ移行 |
iPhone 4は2010年、iPhone 5は2012年に発売されたモデルです。いずれも販売終了から10年以上が経過しており、今回の指定は妥当なタイミングといえます。
VintageとObsoleteの違い
Appleは製品のサポート状況を「Vintage(ビンテージ)」と「Obsolete(オブソリート)」の2段階で分類しています。
| 分類 | 条件 | サポート状況 |
|---|---|---|
| Vintage | 販売終了から約5年経過 | 部品在庫がある限り修理対応 |
| Obsolete | 販売終了から7年以上経過 | サポート完全終了 |
Vintage期間中は、部品の在庫がある限りApple StoreやApple正規サービスプロバイダで修理を受けることができます。ただし、部品が入手困難になるケースも増えてきます。
Obsoleteに指定されると、Appleからの修理サービスは原則として完全に終了します。バッテリー交換、画面修理、その他のハードウェア修理がすべて対象外になります。
Obsolete指定による具体的な影響
iPhone 4やiPhone 5をまだ使用しているユーザーは、以下の影響を受けます。
1. Apple公式の修理が受けられなくなる
Apple StoreのGenius BarやApple正規サービスプロバイダでの修理受付が終了します。バッテリー交換、画面割れ修理、内部基板の修理など、すべてのハードウェア修理が対象外です。
2. 純正パーツの入手が困難に
Appleが純正パーツの供給を停止するため、サードパーティの修理業者でも純正品での修理は難しくなります。社外パーツでの修理は可能ですが、品質のばらつきに注意が必要です。
3. セキュリティリスクの増大
iPhone 4はiOS 7.1.2、iPhone 5はiOS 10.3.4が最終バージョンです。現在のiOS 26と比べて、セキュリティアップデートが長期間停止している状態です。個人情報を扱う用途での使用は推奨できません。
4. アプリの互換性
App Storeの多くのアプリはiOS 16以上を要求しており、iPhone 4/5ではほとんどの主要アプリが利用できない状態です。LINEやYouTubeなどの定番アプリも対象外です。
地域による例外規定
Obsolete指定後でも、地域の消費者保護法や保証規制により、最大10年までサービスが延長されるケースがあります。
たとえば、EU圏内では製品の耐用年数に関する規制が厳しく、Obsolete指定後もメーカーに修理義務が課される場合があります。日本国内ではこのような延長規定は一般的ではありませんが、購入時の保証内容によっては例外が生じることもあります。
お使いのiPhoneのサポート状況を確認する方法
自分のiPhoneがVintageやObsoleteに該当するかは、以下の手順で確認できます。
- 設定アプリを開く
- 一般 → 情報をタップ
- 機種名を確認する
- Appleの「ビンテージ製品とオブソリート製品」ページで該当するか確認
2026年3月時点で、iPhone 6s以前のモデルはすべてVintageまたはObsoleteに分類されています。
iPhone 4/5からの買い替えにおすすめのモデル
古いiPhoneからの買い替えを検討している方には、以下のモデルがおすすめです。
| モデル | 価格帯 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| iPhone 16e | 約7万円〜 | 最新iOS対応・コスパ最強の入門モデル |
| iPhone 16 | 約12万円〜 | カメラ性能・バッテリー持ちのバランス型 |
| iPhone 15(型落ち) | 約9万円〜 | 値下がりした前世代モデルでお得に |
特にiPhone 16eは、最新のA18チップを搭載しながら約7万円からという価格設定で、古いiPhoneからの乗り換えに最適です。Apple Intelligenceにも対応しており、長期間のiOSアップデートが期待できます。
お使いのiPhoneで利用できるiOSの最新機能については、iOS 26の新機能まとめ15選|対応機種一覧とアップデート方法もあわせてご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q. Obsoleteになったら使えなくなるの?
いいえ、Obsolete指定は修理サポートの終了を意味するもので、端末自体は引き続き使用できます。ただし、セキュリティアップデートが提供されないため、日常的な使用にはリスクがあります。
Q. データの移行はどうすればいい?
iPhone 4/5からのデータ移行は、iTunesバックアップ経由で行えます。iCloudバックアップからの復元にも対応していますが、古いiOSバージョンとの互換性に制限がある場合があります。写真や連絡先は個別にiCloud経由で移行するのが確実です。
Q. 次にObsoleteになるiPhoneは?
現在Vintageに分類されているiPhone 5c、iPhone 5s、iPhone 6/6 Plusが次の候補です。販売終了から7年以上経過しているため、今後1〜2年以内にObsolete指定される可能性があります。
詳しくはAppleサポート:修理サービスもご確認ください。
まとめ
iPhone 4とiPhone 5のObsolete指定は、発売から14〜16年が経過した製品への自然なサポート終了です。現在これらのモデルを使用している方は少ないかもしれませんが、もし手元にある場合は買い替えの検討をおすすめします。
最新のiPhone 16eなら、Apple Intelligenceや最新のセキュリティ機能を備えつつ、手頃な価格で入手できます。古いiPhoneのデータ移行も比較的簡単に行えるので、この機会にアップグレードしてみてはいかがでしょうか。


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