Counterpoint Researchの最新調査によると、2025年第4四半期(10〜12月)のiPadの平均販売価格(ASP)が583ドル(約8.5万円)に達し、過去最高を記録しました。前四半期の527ドルから約10%の上昇です。
「iPadが高くなった」と感じている方も多いと思いますが、その実感はデータでも裏付けられています。この記事では、iPadの価格上昇の背景と、少しでもお得にiPadを手に入れる方法を解説します。
iPadの平均販売価格が過去最高の583ドルに
価格上昇の推移
Counterpoint Researchのレポートによると、iPadの平均販売価格は以下のように推移しています。
- 2025年Q3(7〜9月):527ドル(約7.7万円)
- 2025年Q4(10〜12月):583ドル(約8.5万円)
- 上昇率:前四半期比で約10%アップ
AppleのQ1 2026決算(2025年10〜12月期に相当)では、iPad部門の売上高は85億ドル(約1.2兆円)で、前年同期比5%の成長を記録しました。
過去最高のアップグレード率
注目すべきは、iPad購入者の半数以上が新規ユーザーだったという点です。さらに、既存ユーザーのアップグレード率も過去最高を記録しました。
M4チップ搭載のiPad AirやiPad Proの発売が追い風となり、より高性能・高価格なモデルへの買い替え需要が高まっています。
iPadの価格が上がっている3つの理由
理由1:プレミアムモデルへのシフト
Appleは近年、iPad ProにM4チップ、iPad AirにM3チップを搭載するなど、ハイスペック路線を強化しています。これに伴い、ユーザーの購入モデルもエントリーモデルからミッド〜ハイエンドモデルにシフトしています。
特に2024年に登場したM4搭載iPad Proは、有機ELディスプレイや薄型デザインなど魅力的なアップグレードが施され、高価格帯の購入を後押ししました。
理由2:メモリコストの上昇
Counterpoint Researchの分析によると、メモリコストの上昇が中〜低価格帯のデバイスに圧力をかけています。この影響で低価格タブレットの価格競争力が低下し、結果的にAppleのプレミアム製品が相対的に魅力を増しています。
理由3:Apple Intelligence対応の需要
Apple Intelligence(AI機能)を利用するにはM1チップ以降が必要です。AI機能を使いたいユーザーが上位モデルを選ぶ傾向が強まっており、平均販売価格の押し上げ要因になっています。
グローバルタブレット市場でのAppleの立ち位置
iPadの好調とは対照的に、グローバルタブレット市場全体は縮小傾向にあります。
- 2025年Q4の出荷台数:前四半期比3%減
- 前年同期比:4%減
- 市場は「成熟期」に入ったとの分析
しかし、プレミアムタブレット市場ではAppleが圧倒的なシェアを維持しています。Android陣営がコスト上昇に苦しむ中、Appleはブランド力と製品品質で差別化に成功しています。
日本でiPadをお得に買う方法
平均販売価格が8.5万円を超える中、少しでもお得にiPadを入手するための方法をまとめました。
方法1:Apple認定整備済製品を狙う
Apple公式の認定整備済製品は、新品同様の品質で最大15%オフで購入できます。1年間のハードウェア保証も付いており、コスパに優れた選択肢です。
方法2:学生・教職員向け割引を活用する
Apple Storeの学生・教職員向けストアでは、iPadが数千円〜1万円程度安く購入できます。大学生や教職員の方は必ずチェックしましょう。
方法3:型落ちモデルを検討する
最新モデルにこだわらなければ、1世代前のモデルを家電量販店やAmazonで安く入手できます。M1搭載iPad Air(第5世代)などは、Apple Intelligence対応でありながら値下がりしています。
方法4:ポイント還元のある量販店で購入
ヨドバシカメラやビックカメラなどでは、通常1%のポイント還元があります。Apple Storeではポイントが付かないため、少しでもお得に買いたい場合は量販店がおすすめです。
方法5:セール時期を狙う
Amazonのプライムデー(7月)やブラックフライデー(11月)では、iPadが割引されることがあります。急ぎでなければセール時期を待つのも賢い選択です。
関連記事:Apple 2026年3月新製品どれを買うべき?|全7製品を予算別・用途別に徹底比較
詳しくはApple公式:iPadもご確認ください。
まとめ
iPadの平均販売価格が583ドル(約8.5万円)と過去最高を記録しました。プレミアムモデルへのシフト、メモリコスト上昇、AI機能対応の需要が主な要因です。
しかし、整備済製品や学生割引、型落ちモデルなどを活用すれば、お得にiPadを手に入れることは可能です。購入を検討中の方は、自分の用途に合ったモデルと購入方法を選んでみてください。
iPhoneで利用できるiOSの最新機能については、iOS 26の新機能まとめ15選|対応機種一覧とアップデート方法もあわせてご覧ください。
よくある質問
iPadの平均販売価格が上がった理由は?
M4チップ搭載のiPad ProやM3搭載のiPad Airなど、プレミアムモデルの購入比率が増加したことが主な要因です。メモリコストの上昇や、Apple Intelligence対応モデルへの需要増も価格を押し上げています。
一番安く買えるiPadはどれですか?
2026年3月時点で最も安いのは、iPad(第10世代)の58,800円(税込)です。ただし、Apple Intelligence非対応のA14チップ搭載のため、AI機能を使いたい場合はM1以降のチップを搭載したモデルを検討してください。
iPadの価格は今後さらに上がりますか?
Appleがプレミアム路線を継続する限り、平均販売価格は高止まりする可能性が高いです。ただし、エントリーモデルの更新やセール時期を利用すれば、手頃な価格で入手するチャンスはあります。
Apple Tips Lab 編集部
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