AppleはmacOS Tahoe 26.4のRC(Release Candidate=最終候補版)を2026年3月18日に公開しました。翌週3月24日前後の正式リリースが見込まれるこのアップデートでは、Macに8つの注目すべき新機能が追加される予定です。
RC版の公開は、正式リリースの直前に行われる最終確認ステップです。大きなバグが発見されない限り、このRC版のビルドがそのまま正式版として全ユーザーに配信されます。つまり、macOS 26.4の新機能はほぼ確定したと言えるでしょう。
👉 iOS 26.4も含めたRC版の全容は「iOS 26.4・macOS 26.4のRC公開|新機能13選と正式リリース日を解説」で解説しています。
この記事でわかること
- 新機能1: MacBook Neoの壁紙が全Macで利用可能に
- 新機能2: Apple Intelligence機能の強化
- 新機能3: 新しい絵文字の追加(Unicode 17対応)
- 新機能4: セキュリティとプライバシーの強化
- 新機能5: Safariのコンパクトタブバー
- 新機能6: リマインダーの「緊急」マーク機能
- 新機能7: Freeformの機能強化
- 新機能8: Family Sharing支払い方法の独立化
- macOS 26.4の対応Mac一覧とリリース時期
本記事では、9to5Macの報道およびRC版の実際の内容をもとに、macOS 26.4で追加される新機能8つを詳しく解説します。日常のMac作業がより便利になるアップデートが多数含まれているので、ぜひ最後までチェックしてください。
新機能1: MacBook Neoの壁紙が全Macで利用可能に
2026年3月12日に発売されたMacBook Neoに搭載されているカラフルな新しい壁紙が、macOS 26.4を通じて全Macで利用可能になります。
MacBook Neoは7色のカラーバリエーション(ミッドナイト、スターライト、スカイブルー、グリーン、ピンク、パープル、オレンジ)で展開されていますが、その各色にマッチした壁紙がデスクトップピクチャの選択肢に追加されます。筆者はMacBook Proを使っていますが、気分転換として別モデルの壁紙が使えるのは嬉しい仕様です。
壁紙の設定方法は「システム設定」→「壁紙」から選択するだけ。ダイナミック壁紙として時間帯によって雰囲気が変わるバージョンも含まれている点が、従来の壁紙追加とは異なるポイントです。
新機能2: Apple Intelligence機能の強化
macOS 26.4ではApple Intelligenceのさらなる強化が予定されています。具体的には以下の機能が改善・追加されます。
- Siriの応答品質向上: より自然な会話とコンテキスト理解の改善。複数ステップの指示にも対応しやすくなります
- Writing Tools(文章ツール)の拡張: 新しい文体オプションと要約機能の精度向上。メールやメモアプリでの文章作成がさらにスムーズになります
- Image Playground: 画像生成のバリエーションが増加。よりリアルなスタイルやイラスト調のオプションが追加されました
Apple Intelligenceは2025年のiOS 18.4で日本語対応が始まりましたが、macOS側でも着実に機能拡張が進んでいます。M1以降のMacを使っている方は、これらの機能をフルに活用できます。特にWriting Toolsはレポート作成やビジネスメールの下書きに重宝するので、まだ試していない方はぜひ使ってみてください。
新機能3: 新しい絵文字の追加(Unicode 17対応)
iOS 26.4と同様に、macOS 26.4でもUnicode 17に基づく新しい絵文字9種類が追加されます。
- トロンボーン 🎺
- オルカ(シャチ)🐋
- 宝箱 📦
- 木の根 🌳
- ハープ 🎵
- シャベル ⛏️
- スプラッター(飛び散り)💥
- 旗を持つ人 🏳️
- 指紋 👆
Mac上でも、iMessageやメール、各種アプリでこれらの絵文字を使用可能になります。iPhoneとの一貫性が保たれるのはAppleエコシステムの強みです。Macで文字入力中に「control + command + スペース」で絵文字パレットを開くと、新しい絵文字がすぐに見つかります。
新機能4: セキュリティとプライバシーの強化
macOS 26.4では、盗難デバイス保護機能がデフォルトで有効になります。これはiOS 26.4と同期する変更で、Mac全体のセキュリティを一段階引き上げるものです。
盗難デバイス保護が有効になると、信頼できる場所以外ではApple IDのパスワード変更やFace ID/Touch IDの再設定に追加の認証ステップが必要になります。万が一Macが盗まれた場合でも、不正なアクセスをより強力にブロックできます。
また、RCS暗号化対応の改善も含まれています。これにより、AndroidユーザーとのRCSメッセージングのセキュリティが向上し、エンドツーエンドの暗号化がより広範囲に適用されるようになります。
新機能5: Safariのコンパクトタブバー
macOS 26.4のSafariに「コンパクトタブバー」オプションが追加されます。ブラウジング領域が従来より広くなり、アクティブタブから直接検索が可能になります。画面スペースを最大限に活用したいユーザーに最適な設定です。
設定方法は、「Safari」→「設定」→「タブ」から「コンパクト」を選択するだけ。タブの表示が省スペースになるため、特に13インチや14インチのMacBookで多数のタブを開く方にとっては大きなメリットとなるでしょう。
コンパクトタブバーではタブバーとアドレスバーが統合され、画面の縦方向のスペースが節約されます。Webページの閲覧領域が広がるため、長い記事やスプレッドシートの編集時に特に効果を実感できるはずです。なお、デフォルトでは従来の「セパレート(分離)」表示のままなので、好みに応じて切り替えてください。
新機能6: リマインダーの「緊急」マーク機能
リマインダーアプリで、タスクを「緊急(Urgent)」としてマークできるようになりました。macOSではキーボードショートカットで素早く設定可能です。
従来のリマインダーには「優先度(高・中・低)」の設定がありましたが、「緊急」はそれとは別の独立したフラグとして機能します。緊急マークを付けたタスクは視覚的に目立つ表示になり、一目で最重要タスクを識別できます。
さらに、スマートリストで緊急タスクだけを絞り込むこともできるため、日々のタスク管理がより効率的になります。優先度の高い仕事やプライベートの用事を見逃さずに管理したい方に嬉しいアップデートです。iPhoneやiPadのリマインダーとも同期されるので、どのデバイスからでも緊急タスクを確認できます。
新機能7: Freeformの機能強化
FreeformアプリにApple Creator Studioが統合されます。高度な画像作成・編集ツールが追加され、プレミアムコンテンツライブラリへのアクセスが可能になります。
具体的には、テンプレートの種類が大幅に増加し、アイコンやイラスト素材のライブラリも拡充されます。プレゼン資料やブレインストーミングの質が向上し、チームでの共同作業がさらにスムーズになるでしょう。
Freeformを仕事で使っている方にとっては、FigmaやCanvaなどのサードパーティツールを使わずにApple純正の環境で完結できるメリットがあります。特にApple Pencil対応のiPadとMacを組み合わせて使っている方は、シームレスなクリエイティブワークフローが実現します。
新機能8: Family Sharing支払い方法の独立化
iOS 26.4と同期する重要な変更として、成人のファミリーメンバーが自分の支払い方法でMac App Storeの購入が可能になります。
従来はオーガナイザー(管理者)のクレジットカードに一括請求されていました。たとえば家族の誰かがアプリを購入すると、すべて管理者のカードに請求されるため、家計管理や支払い分担の面で不便を感じる方も少なくありませんでした。
macOS 26.4以降は個別の支払いに対応します。成人メンバーが自分のApple IDに紐づけた支払い方法を使って、独立して購入できるようになります。家族でMacを共有している場合、支払い管理がシンプルになり、家族間のプライバシーも守られる実用的なアップデートです。
macOS 26.4の対応Mac一覧
macOS Tahoe 26は以下のMacで動作します。macOS 26.4も同じ対応範囲です。
- MacBook Air: M1(2020年)以降
- MacBook Pro: M1(2021年)以降
- MacBook Neo: 全モデル(2026年〜)
- Mac mini: M1(2020年)以降
- Mac Studio: M1 Max/Ultra(2022年)以降
- Mac Pro: M2 Ultra(2023年)以降
- iMac: M1(2021年)以降
注意: Apple Intelligence機能の一部はM1以降のチップが必要です。Intel Macではmacosの基本機能は動作しますが、AI関連機能は利用できません。お使いのMacがどのチップを搭載しているかは、画面左上のAppleメニュー →「このMacについて」から確認できます。
リリース時期の見通し
macOS 26.4は現在RCが2026年3月18日に公開されており、3月24日前後の正式リリースが見込まれています。正式版がリリースされたら、「システム設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から更新可能です。
RCは最終候補版であり、大きなバグが見つからなければこのビルドがそのまま正式版として配信されます。過去のパターンを見ると、AppleはRC公開から約1週間後に正式版をリリースしており、今回も同様のスケジュールが予想されます。
アップデートの所要時間はMacの性能やインターネット速度によりますが、おおむね30分〜1時間程度です。アップデート前に念のためTime Machineでバックアップを取っておくことをおすすめします。
詳しくはApple公式:Macもご確認ください。
まとめ
macOS 26.4はMacBook Neo壁紙の全Mac解放、Apple Intelligence強化に加え、Safariコンパクトタブバーやリマインダー緊急マーク、Freeformの機能拡張、Family Sharing支払い独立化など、日常使いが確実に快適になる8つのアップデートを含んでいます。
RCが公開された今、正式リリースは3月24日前後と目前に迫っています。M1以降のMacユーザーは、正式リリース後すぐにアップデートすることをおすすめします。特にSafariのコンパクトタブバーとリマインダーの緊急マーク機能は、毎日の作業効率に直結する便利な新機能です。
関連記事: MacBook Neo発売日まとめ | iOS 26.4の新機能まとめ
iPhoneやiPadのiOS最新機能については、iOS 26の新機能まとめ15選|対応機種一覧とアップデート方法もあわせてご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q: macOS 26.4はいつリリースされますか?
RCが2026年3月18日に公開されており、3月24日前後の正式リリースが見込まれています。RC版から正式版まで大きな変更が入ることは通常ありません。
Q: Intel Macでも使えますか?
macOS Tahoeの基本的な対応範囲に含まれるIntel Macであれば更新可能ですが、Apple Intelligence等のAI機能はM1以降のApple Siliconチップが必要です。
Q: MacBook Neoの壁紙は無料で使えますか?
はい。macOS 26.4にアップデートすれば、MacBook Neoを持っていなくても壁紙が無料で利用可能になります。
Q: Safariコンパクトタブバーはデフォルトで有効?
いいえ。デフォルトでは従来の「セパレート」表示のままです。「Safari」→「設定」→「タブ」から手動で「コンパクト」を選択する必要があります。
Q: RCと正式版の違いは?
RC(Release Candidate)は最終候補版です。大きなバグが見つからなければ同じビルドが正式版として配信されます。品質面ではほぼ正式版と同等と考えて問題ありません。
著者情報
Apple Tips Blog編集部。Apple製品の最新情報やTips、トラブル解決方法を日本語でわかりやすくお届けしています。iPhoneからMacまで、実機テストに基づいた正確な情報を心がけています。


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